works家 々
No.01
飲食店と住居を実現
還る家
kaeru ie暮らしと仕事が共存する、ご家族3人の住まい兼飲食店。
お打合せ当初から、ご夫婦が思い描く暮らしがしっかりと確立されており、ご希望を具現化するために共に検討を重ねました。
住まいと店舗の異なる用途をゾーン分けし、通り土間を境界とし緩やかにつないでいます。
リビングとつながるロフトとの高さ関係を考慮しつつ、断面を検討し、立体としても無駄の少ない構成を意識し、建築全体の高さを抑え、周辺環境へ調和することを考慮しています。
外壁には焼杉を使用し自然豊かな里山の風景に違和感なく、馴染む佇まいを目指しました。
大屋根のおおらかな空間の下、豊かな時間が丁寧に紡がれます。
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- AWARD
- LIXILメンバーズコンテスト2022新築部門敢闘賞受賞
- AWARD
- 第11回 埼玉建築文化賞 住宅部門 優秀賞受賞
- 所在地
- 埼玉県比企郡ときがわ町
- 構造
- 木造平屋建て
- 延床面積
- 97.92m³
- 耐熱
- 耐震等級3
- 断熱
- 外皮熱貫流率(UA値)0.44w/m²・k
- 気密
- 0.6cm²/m²
Point
通り土間
建築の中心に設えた通り土間。住居と店舗の領域の緩やかな境界を担うニュートラルな空間です。
薪ストーブやミニキッチンを置き、多義的に使うことができる点も空間の包容力を感じます。
Point
店舗
地面からの高さ関係を意識した床の土間、開口部の取り方、勾配天井の空間構成により、室内でありながら屋外のような雰囲気を併せもつ、長居したくなる、趣のある空間です。